中古車買い取り専門店の利益の出し方

 

買取価格とオークション売却価格の差額が利益になる

 

中古車市場の形態を知る事で、車の買取業者の利益の出し方を探ることができます。市場では車を売りたい人、買取業者、車を欲しい人の三者間で、常に需要と供給が生まれ日々査定額にも密接に関わっています。買取業者が中間に入る事で、スムーズに売却・購入が可能となっている訳ですが、買取業者には2種類の販売形態に分かれます。

 

1つめは買い取った車を、欲しい個人へ再販し利益を出す場合です。買取から販売まで独自の販売経路をもっており、直販系の買取業者となります。中間手数料が発生しないことから、査定額は高く、販売価格は安く抑える面があります。その分、不人気車の査定価格は在庫を抱えるリスクが発生し、低い査定価格を出される可能性がでてきます。

 

2つめは、買い取った車を業者間で売買する場合です。この場合、業者専用のオークションを利用して全国の中古車販売店が落札します。「個人からの買い取り額」と「オークションの落札額」の差額分を利益として得ており、買取後にすぐ競売へかけるため在庫リスクや管理費がかからない分、査定額が高めになる傾向があります。逆の視点からみると、オークションの相場価格以上の査定額は見込めないということですね。

 

しかしオークションを通して業者間で売買する場合、中間手数料の発生から、店頭での販売価格に上乗せせざる得ないリスクも発生します。消費者の手が出しにくい状態を避けるため、オークション自体の相場を下げる要因ともなると、買取業者の査定額も下がる傾向になり、常に市場に影響を与えているのです。そういった市場の流れを知っておくことで、仮に売った車が思っていた以上に高い価格で販売されていたとしても、業者に対して不信感を抱く必要はありません。正しい車の売却方法、複数の査定依頼を比較することで、損をせず売却することのほうが重要となります。